【Japanese Podcast】"生きがい" vs "Ikigai" — What's the Difference?

"生きがい" vs "Ikigai" どう違う?

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ふりがな
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みなさん、こんにちは、庸介ようすけです。
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突然とつぜんですが、「emoji」という言葉ことば、
ご存知ぞんじでしょうか。
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もちろん知しっている方かたも多おおいですよね。
0:12
メッセージを送おくる時ときに使つかう、
あの小ちいさな絵えのことですが、もともとは、
日本語にほんごの「絵文字えもじ」なんです。
0:21
それが、ことばの形かたちを変かえないまま、
世界中せかいじゅうで使つかわれるようになりました。
0:28
先日せんじつ、私わたしのチャンネルでも、
「emojiが日本語にほんごだったなんて、知しらなかった」
という言葉ことばをいただきました。
0:36
「もったいない」という言葉ことばも
海外かいがいでそのまま通つうじるようですね。
0:43
日本にほんで生うまれた言葉ことばが、
形かたちを変かえずに世界せかいの言葉ことばになる例れいは、
案外あんがいあるんです。
0:50
そして、今日きょうお話はなしする言葉ことばも、実じつは、
その仲間なかまの一ひとつです。
0:56
それが、「生いきがい」という言葉ことばです。
1:00
この「生いきがい」、英語えいごでも「ikigai」
と書かかれて、なんと、
英語えいごの辞書じしょにも載のっているそうなんですよね。
1:10
日本語にほんごが、そのまま海うみを越こえて、
世界せかいの言葉ことばになっているみたいです。
1:17
ただ、世界せかいに広ひろまった「ikigai」は、
私わたしたちが普段ふだん使つかう「生いきがい」と、
少すこし違ちがう意味いみを持もっているようなんです。
1:27
では、その違ちがいは、いったい、
どこから来きているのか。
1:32
今日きょうは、その違ちがいについて、
お話はなししてみたいと思おもいます。
1:36
まず、私わたしたち日本人にほんじんにとって、「生いきがい」
とは、どういう言葉ことばなのか。
1:43
正直しょうじきに申もうし上あげると、そこまで重々おもおもしい、
特別とくべつな言葉ことばという感覚かんかくはないんですよね。
1:51
むしろ、日常にちじょうの中なかで、
わりと気軽きがるに使つかう言葉ことばだと思おもいます。
1:57
たとえば、
「孫まごに会あうのが、祖母そぼの生いきがいでして」とか。
2:03
「私わたしの生いきがいは、
休日きゅうじつに映画えいがを観みることなんです」とか。
2:08
そんなふうに、
肩かたの力ちからを抜ぬいて使つかうことが多おおい言葉ことばです。
2:14
意味いみとしては、「生いきていて良よかった、
と感かんじさせてくれるもの」、
2:20
あるいは、
「明日あしたもまた頑張がんばろう、と思おもえる理由りゆう」、
といったところでしょうか。
2:26
ここで、言葉ことばの成なり立たちを見みてみましょう。
2:31
「生いきがい」は、「生いきる」と、「がい」が
組くみ合あわさってできた言葉ことばです。
2:37
この「がい」は、漢字かんじで「甲斐がい」と書かきます。
2:43
ふだんは「かい」と、
濁にごらずに読よむことが多おおい言葉ことばで、
2:48
「やったかいがあった」「頑張がんばったかいがあった」
のように使つかいますね。
2:55
「努力どりょくしただけの値打ねうちがあった」「報むくわれた」
という意味いみです。
3:01
この「かい」が、「生いきる」とくっつくと、
音おとが濁にごって「がい」になり、「生いきがい」
という言葉ことばになるんですね。
3:11
そして、この「甲斐かい」は、
ほかの言葉ことばの中なかにも、よく顔かおを出だします。
3:18
たとえば、「やりがい」。
3:20
「大変たいへんな仕事しごとだったけれど、
やりがいがあったなあ」と言いうときの、
あの「やりがい」です。
3:27
「苦労くろうする値打ねうちがある、頑張がんばる意味いみがある」
という気持きもちを表あらわします。
3:33
それから、「働はたらきがい」。
3:36
こちらは、「働はたらく甲斐かいがある」、つまり、
「その仕事しごとに、お金かね以外いがいの意味いみや、
喜よろこびを見みいだせること」ですね。
3:46
ところで、この「やりがい」からは、
少すこし考かんがえさせられる言葉ことばも生うまれています。
3:54
「やりがい搾取さくしゅ」という言葉ことばです。
3:58
「搾取さくしゅ」というのは、もともと「しぼり取とる」
という意味いみで、立場たちばの弱よわい人ひとから、
不当ふとうに利益りえきを奪うばうことを指さします。
4:09
つまり「やりがい搾取さくしゅ」とは、雇やとう側がわが、
「この仕事しごとには、やりがいがあるでしょう」
という言葉ことばを盾たてにして、
4:18
本来ほんらい払はらうべき給料きゅうりょうを低ひくく抑おさえたり、
長ながい時間じかん、働はたらかせたりすることなんです。
4:26
「お金かねは少すくないけれど、
やりがいがあるんだから、
それでいいよね」。
4:31
そういう空気くうきを作つくって、
人ひとを安やすく働はたらかせてしまう、
そんな状況じょうきょうを批判ひはんする言葉ことばなんですね。
4:40
近年きんねん、日本にほんで、
しばしば耳みみにするようになりました。
4:45
私わたしが、ここで一ひとつ、
心こころに留とめておきたいと思おもうのは、
4:50
「やりがい」も「生いきがい」も、
本来ほんらいは、誰だれかに利用りようされるために、
あるものではないんですよね。
4:57
それは、自分じぶん自身じしんの心こころが、内側うちがわから、
自然しぜんに感かんじるもののはずなんです。
5:05
この点てんは、今日きょうの話はなしの最後さいごのほうで、
もう一度いちど、戻もどってくることになります。
5:11
さて、ここまでは、「生いきがい」という、
日本語にほんごの説明せつめいでした。
5:18
私わたしたち日本人にほんじんにとっての「生いきがい」は、
どちらかといえば、毎日まいにちの中なかにある、
ささやかなものです。
5:26
一方いっぽうで、世界せかいの人々ひとびとが思おもい描えがく「ikigai」は、
もっと大おおきくて、もっと立派りっぱな、「理想りそうの生いき方かた」
のようなものらしいんです。
5:37
同おなじ言葉ことばなのに、その中身なかみは、
ずいぶん違ちがうんですよね。
5:43
そして、その違ちがいが、
最もっともはっきりと表あらわれているのが、
世界中せかいじゅうに広ひろまった、ある一いち枚まいの「図ず」なんです。
5:51
では、その「図ず」のお話はなしをしましょう。
5:55
みなさんは、「ベン図ず」という言葉ことばを、
ご存知ぞんじでしょうか。
6:00
いくつかの丸まるを、少すこしずつ重かさねてかいて、
その重かさなった部分ぶぶんで、共通きょうつう点てんを表あらわす。
6:09
学校がっこうの数学すうがくの授業じゅぎょうなどで、
目めにしたことがあるかもしれません。
6:14
ちなみに、この「ベン図ず」の「ベン」は、
人ひとの名前なまえなんです。
6:20
イギリスのジョン・ベンという学者がくしゃが、こうした、
丸まるの重かさなりで物事ものごとの関係かんけいを表あらわすかき方かたを広ひろめたことから、
その名前なまえで呼よばれるようになったようですね。
6:33
今日きょうお話はなしするのは、その中なかでも、
4つの丸まるが重かさなったベン図ず、というものなんです。
6:41
その4つの丸まるには、それぞれ、
こう書かかれています。
6:46
一ひとつ目めの丸まるが、「あなたが好すきなこと」。
6:50
二ふたつ目めが、「あなたが得意とくいなこと」。
6:54
三みっつ目めが、「世界せかいが必要ひつようとしていること」。
6:58
そして四よっつ目めが、「お金かねになること」。
7:02
この4つの丸まるが、すべて重かさなり合あう、
ちょうど真まん中なかの部分ぶぶん。
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そこに、「ikigai」と書かかれているんです。
7:12
言いいかえれば、「好すきで、得意とくいで、
世界せかいの役やくにも立たって、しかもお金かねにもなること」。
7:20
それさえ見みつけられれば、
それがあなたの生いきがいですよ、
という考かんがえ方かたですね。
7:27
この図ずは、世界中せかいじゅうで、
たいへんな人気にんきを集あつめました。
7:32
「自分じぶんのikigaiを見みつけよう」という形かたちで、
仕事しごとや人生じんせいの進路しんろを考かんがえるときに、
よく使つかわれるようになったんです。
7:41
特とくに、「これこそが、長ながく幸しあわせに生いきるための、
日本にほんに伝つたわる知恵ちえだ」というふうに紹介しょうかいされ、
多おおくの人ひとの心こころをつかみました。
7:52
その後ご、この「ikigai」をテーマにした本ほんも、
世界せかい各国かっこくで、数多かずおおく出版しゅっぱんされています。
8:00
なぜ、これほどまでに広ひろまったのか。
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私わたしなりに考かんがえてみると、
その理由りゆうは分わかる気きがします。
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「好すきなことを仕事しごとにできて、お金かねも稼かせげて、
おまけに人ひとの役やくにも立たつ」。
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そんな理想りそう的てきな生いき方かたを、たった一いち枚まいの図ずで、
見みせてくれるからなんですね。
8:23
だからこそ、世界中せかいじゅうの人ひとが、これは素晴すばらしい、
と感かんじたのだと思おもいます。
8:29
確たしかに、わかりやすくて、
この重かさなる部分ぶぶんを仕事しごとにできたら幸しあわせですよね。
8:37
ただ、このベン図ず、作つくられたのは、
日本にほんではないんです。
8:42
この図ずを紹介しょうかいしたのは、
マーク・ウィンさんという、イギリスの男性だんせいです。
8:49
2014年ねん、彼かれは、もともと、
ikigaiとは関係かんけいなく作つくられていた図ずに、
「ikigai」という言葉ことばを当あてはめたんです。
9:00
たったそれだけのことなんですが、
その図ずがインターネットで広ひろまって、今いまのような、
世界中せかいじゅうで知しられる図ずになったんですね。
9:10
ここで、誤解ごかいしないでいただきたいのですが、
私わたしは、この図ずが
悪わるいとは言いいたいわけではないんです。
9:18
自分じぶんの仕事しごとや、
これからの生いき方かたを考かんがえるうえで、この図ずは、
とても役やくに立たつ、優すぐれた道具どうぐだと思おもいます。
9:27
ただ、それが、私わたしたち日本人にほんじんの考かんがえる
「生いきがい」と、まったく同おなじものかというと、
少すこし違ちがうように思おもうんです。
9:38
では、私わたしたちの日本人にほんじんにとっての
「生いきがい」は、どうでしょうか。
9:43
「あなたの生いきがいは、好すきで、得意とくいで、
お金かねになることですか」。
9:48
もし、そう尋たずねられたら、多おおくの日本人にほんじんは、
「うーん、そこまで大おおげさな話はなしだろうか」と、
首くびをかしげるのではないでしょうか。
9:59
私わたしたちにとっての生いきがいは、もっと小ちいさくて、
もっと静しずかなものなんですよね。
10:05
朝あさ、淹いれたてのお茶ちゃを、一杯いっぱい飲のむこと。
10:10
庭にわの草木くさきや、野菜やさいを育そだてること。
10:14
孫まごと一緒いっしょに過すごす、何なんでもない時間じかん。
10:18
休日きゅうじつに、好すきな趣味しゅみに没頭ぼっとうすること。
10:22
そういった、日々ひびの暮くらしの中なかにある、
ささやかな喜よろこびを、私わたしたちは「生いきがい」
と呼よんでいるんです。
10:31
苦労くろうして探さがし回まわって、
ようやく手てに入いれるというよりは、もう、
今いまの毎日まいにちの中なかにあったりするものです。
10:41
さて、では、
あらためて考かんがえてみたいと思おもいます。
10:46
世界せかいの「ikigai」と、私わたしたちの「生いきがい」。
10:51
この二ふたつの違ちがいは、いったい、
どこから来きているのでしょうか。
10:56
私わたしなりに、二ふたつの面めんから、お話はなししてみますね。
11:01
一ひとつ目めは、「言葉ことば」そのものについてです。
11:05
実じつは、「生いきがい」という日本語にほんごは、
ほかの国くにの言葉ことばに、一語いちごでぴったりと訳やくすのが、
非常ひじょうに難むずかしいんらしいんですね。
11:15
英語えいごにも、「生いきがい」に過不足かふそくなく対応たいおうする、
単一たんいつの単語たんごが存在そんざいしないようです。
11:23
だからこそ、英語えいごは、
わざわざ日本語にほんごをそのまま借かりて、
「ikigai」と表現ひょうげんしているんです。
11:30
ある言語げんごが、外国がいこくの言葉ことばを、
そのまま取とり入いれるとき、
11:35
それはたいてい、自分じぶんたちの言語げんごの中なかに、
それを言いい表あらわす適切てきせつな言葉ことばが、
ないからなんですよね。
11:44
いま英語えいごについて話はなしていますが、
もしかしたら他ほかの言語げんごでは「生いきがい」
に当あてはまる言葉ことばがあるかもしれませんね。
11:53
さきほどの「emoji」や「もったいない」も、
おそらく、同おなじ理由りゆうなのだと思おもいます。
12:01
ですから、この「生いきがい」という言葉ことば。
12:05
日本語にほんごの言葉ことばの豊ゆたかさに感心かんしんしますね。
12:10
英語えいごの辞書じしょに載のっている「ikigai」の意味いみは、
実じつは、私わたしたちが使つかう「生いきがい」と、
ほとんど同おなじなんですね。
12:19
「生いきる意味いみ」、
あるいは「日々ひびを支ささえてくれるもの」。
12:23
そういう、本来ほんらいの意味いみで、
きちんと記しるされているんです。
12:29
むしろ、さきほどのあのベン図ずのほうが、
本来ほんらいの意味いみから、
少すこし離はなれてしまった姿すがただと言いえるのかもしれません。
12:38
つまり、言葉ことばも、その本来ほんらいの意味いみも、もともとは、
私わたしたちの「生いきがい」と、
ほとんど変かわらないんですね。
12:48
それが、あのベン図ずとともに世界せかいへ広ひろまる中なかで、
「理想りそうの生いき方かたを見みつける方法ほうほう」のような、
大おおきな意味いみを持もつようになったんです。
12:59
これが、世界せかいの「ikigai」と、
私わたしたちの「生いきがい」が、違ちがって見みえる、
一ひとつ目めの理由りゆうなんだと思おもいます。
13:08
では、二ふたつ目めです。
13:10
その言葉ことばが指さし示しめしている、
「気持きもち」のほうは、どうでしょうか。
13:16
「生いきていて良よかった、と思おもえるものがある」。
13:20
「明日あしたも頑張がんばろう、と思おもえる理由りゆうがある」。
13:24
こうした気持きもちは、
世界中せかいじゅうの人ひとも持もっていると思おもいます。
13:29
世界せかいのどの国くににも、家族かぞくがあり、夢ゆめがあり、
好すきな仕事しごとや趣味しゅみがあります。
13:37
「これがあるから、毎日まいにちを生いきていける」。
13:40
そう思おもえる何なにかを、世界中せかいじゅうの人々ひとびとが、
それぞれに抱かかえて生いきていると思おもいます。
13:48
朝あさ、コーヒーを片手かたてに、
好すきな音楽おんがくを聴きく時間じかんこそが、
何なによりの楽たのしみだ、という人ひと。
13:56
わが子この寝顔ねがおを見みるために、今日きょうも一日いちにち、
踏ふん張ばれる、という父親ちちおやや母親ははおや。
14:03
週末しゅうまつの趣味しゅみのために、
平日へいじつの仕事しごとを乗のり切きっている、という人ひと。
14:10
そういう人ひとは、国境こっきょうを越こえて、
どこにでもいますよね。
14:15
呼よび名なは、国くにによって違ちがうかもしれません。
14:19
けれども、その気持きもちそのものは、
世界中せかいじゅうの誰だれもが共有きょうゆうする、
ごく人間にんげんらしいものなのだと思おもいます。
14:28
ですから、もし、「生いきがいとは、
日本人にほんじんだけが持もつ、特別とくべつなものだ」と言いわれたら。
14:35
それは、少すこし違ちがうのではないか、
と私わたしは思おもいます。
14:40
そう考かんがえると、世界せかいの「ikigai」と、
私わたしたちの「生いきがい」の違ちがいは、
14:46
気持きもちそのものの違ちがいというより、
その同おなじ気持きもちを、どんな言葉ことばで、どう語かたるか、
という違ちがいなのかもしれません。
14:55
言葉ことばそのものは日本にほんで生うまれ、世界せかいに渡わたって、
少すこし意味いみを変かえていきました。
15:03
でも、その奥おくにある気持きもちは、世界中せかいじゅうの誰だれもが、
もともと持もっているものなんですよね。
15:10
私わたしは、そんなふうに捉とらえています。
15:14
ここまでお話はなししてきて、私わたしが、今日きょう、
いちばんお伝つたえしたかったことが、
見みえてきました。
15:21
それは、「生いきがい」とは、
頭あたまをひねって解とくような、難むずかしい問題もんだいではない、
ということなんです。
15:29
4つの丸まるを、
すべてきれいに重かさね合あわせなければならない、
15:34
そんな、難むずかしい条件じょうけんをクリアして、
手てに入いれるものではないんですよね。
15:40
生いきがいは、もう、毎日まいにちの中なかに、
ちゃんと在あるんです。
15:45
あとは、それに気きづけるかどうか。
15:49
おそらく、違ちがいは、
ただそれだけなのだと思おもいます。
15:54
ここで少すこし、私わたし自身じしんのことを、
お話はなしさせてください。
15:58
自分じぶんを振ふり返かえってみると、私わたしの生いきがいも、
年齢ねんれいとともに、移うつり変かわってきました。
16:06
たとえば、高校こうこう時代じだいまでは、間違まちがいなく、野球やきゅうが、
私わたしの生いきがいでした。
16:13
来くる日ひも来くる日ひも、白しろいボールを追おいかけて、
それだけで、心こころが満みたされていたんですね。
16:20
ところが、四よん十じゅう代だいになった今いま、
「あなたの生いきがいは何なんですか」と聞きかれたら。
16:27
私わたしは、迷まよわず、こう答こたえると思おもいます。
16:31
それは、子こどもの成長せいちょうです。
16:34
昨日きのうまでできなかったことが、
今日きょう、ふいにできるようになっていたり。
16:40
言いえなかった言葉ことばを、
急きゅうに、口くちにするようになったり。
16:44
そんな、子こどものささやかな成長せいちょうを、
すぐそばで見みている瞬間しゅんかんに、
16:50
「ああ、生いきていて良よかったな」と、
心こころの底そこから思おもうんです。
16:55
これは、お金かねになるわけでもなければ、
立派りっぱな仕事しごとでもありません。
17:02
あの4つの丸まるの、
どこにも当あてはまらないかもしれません。
17:07
けれども、私わたしにとっては、まぎれもなく、
これが生いきがいなんですよね。
17:13
野球やきゅうから、子こどもの成長せいちょうへ。
17:17
対象たいしょうは、まるっきり変かわってしまいましたが、
17:20
「これがあるから、頑張がんばれる」という、
その心こころの感覚かんかくそのものは、
何一なにひとつ変かわっていないんです。
17:28
みなさんにとっての生いきがいも、きっと、
すぐそばにあると思おもいます。
17:34
さて、今日きょうは、
「生いきがい」という言葉ことばについて、
いろいろとお話はなししてきました。
17:40
みなさんにとっての生いきがいは何なんですか?
17:44
ぜひコメント欄らんで、私わたしにも教おしえてください。
17:48
この動画どうがが役やくに立たったら、
チャンネル登録とうろくといいねをお願ねがいします。
17:54
それでは、今日きょうは、このあたりで。
17:57
また次回じかいの動画どうがで、お会あいしましょう。
バイバーイ。